【平成19年9月議会にて質問】
以下、議会での質問です。
続きまして、有機リン系薬剤の使用についてお伺いします。
近年、化学物質に接する機会が急増し、人々の健康や生態系への影響が懸念されています。特に樹木等に使用される農薬や、建築物で使われる殺虫剤において、有機リン系の薬剤はその神経毒性が子供たちに影響をあたえるのではないかと懸念されています。またその被曝が化学物質化敏捷の発症の契機になる場合もあると言われております。
先日、市内在住の化学物質過敏症で悩む方とお話をさせていただき、地域社会全体としての取り組みの必要性を感じました。そこで池田市での有機リン系薬剤の使用について調べさせて頂きますと、現在、街路樹等への農薬では一切されていませんでした。
しかし、市有施設の建築物における害虫防除用の薬剤使用に関しましては、それぞれの施設の責任者の方が直接業者に委託されるとの事で、中には有機リン系の薬剤を使用していた施設もあり、また行政としてもこれをチェックできる部署もありませんでした。唯一契約検査課で業者との契約をチェックできるという事で、その時点で有機リン系薬剤の使用を控えるように伝達していただくことをお願いしました。
そこでこのようなチェック機能も含めて、有害化学物質の被害で苦しむ市民の方々への対応全般にわたる行政窓口が設置できないものか質問いたします。
また、この件は全国的にも問題となっており、市有施設における薬剤散布状況を調査し、その結果を市のHPにて公開している市もあります。池田市でもこういった調査・公開をしていただければ、多くの市民の方が安心して公共施設を利用できるようになると考えますが、実施していただけないかお尋ねします。
それと併せまして、本年1月の農水省からの「住宅地等における農薬使用について」によりますと、これまでの病害虫発生に関わらない定期的な農薬散布でなく、病害虫の発生状況に応じた適切な防除を行うように記されています。
さらには、行政区内の小中学校・幼稚園の校庭樹木について原則無農薬で管理されているところもあります。病害虫発生の場合は発生部分の剪定で対処し、病害虫が樹木全体に広がったりしてやむを得ない場合のみ薬剤散布を実施し、これにより農薬の使用量を劇的に減らすことができております。
そこで子供たちの安全を護るという観点から、池田市の学校施設や公園における現在の農薬散布状況及び、それらを無農薬で管理できないものかお尋ねします。
【再質問】
建物の施設に関しての答弁でありましたが、まだまだ各施設が自主的に対策してるということで、市として一元化してそれをチェックする機能としては難しいということでありましたが、今後、そういった形のチェック方法をとれるような形でよろしくお願いしたいと思います。
また、それとあわせまして、この建物に対する薬剤散布に関しまして、IPMという取り組みがあるというふうに伺っております。IPMというのは、建物等において考えられる有効、適切な技術を組み合わせて利用しながら、人の健康に対するリスクと環境への負荷を最小限にとどめる方法であると、このように伺っております。
例えば、日ごろからごみを放置しないであるとか、清掃を徹底する、また壁のすき間をふさぐ等して、またそれにあわせて、薬剤の散布もあわせてこの病害虫の防除に取り組むと、そういった方法もあるというふうに伺っております。そういった部分も含めて、再質問させていただきます。
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